UGSFに対する情報開示請求により、さらなる記録資料が開示された。
今回紹介するのは、2845年から勃発した宇宙大戦「新宇宙秩序戦争(The New Space Order War)」時のプロパガンダ映像と思われる。 映像中にゼネラルリソース社製ホーク級装甲打撃艦からの一斉射が映っているのが見て取れ、かつ敵対勢力であるコードネーム「軍事帝國(オーラ・ガルセリック・ゾ・アウス)」の艦艇群と、 背後にエイヴォンフォード星系が映っていることから、この映像ソースが、新宇宙秩序戦争の引き金となったエイヴォンフォード紛争(2845年)のものであると推測される。 他にもコードネーム「神聖宗教国(セレスティア・ティアン・ファーウス)」、コードネーム「封建王朝国(ティェンチョウ・ゾ・レフウス)」の艦艇群も映っているが、 両国はエイヴォンフォード紛争に参加していないため、戦時中の幾つかの戦闘映像をつなぎあわせたと思われる。この映像が何故今まで公開されなかったかについてはUGSFはノーコメントを貫いている。
最後の「We are the Galaxians. MISSION : Destroy Enemies.」は、新宇宙秩序戦争時には「オーダーG(Order "G")」と呼ばれた突撃命令である。
その元となったのは、2279年に発生した銀河連邦初の外宇宙生命体(ETI)との戦い「第一次エイリアン侵攻」時において、
UGSF司令部より発せられた伝説的命令「We are the Galaxians. MISSION : Destroy Aliens.」であり、国家滅亡の危機に対するUGSFの心構えとされている。